ある日のホーム夜勤〜叫ぶのはやめてー!〜

記事内に広告が含まれています。

夜勤も何度か回を重ねて、だいぶ勝手が分かってきました。場所や物の位置関係、時間配分なんかです(→前回の夜勤の話はこちら「独り立ちの夜間専従スタッフ 〜50歳、食事作りに学ぶ〜」)。

仕事って、面倒なことの繰り返し‥なんですよね。

配達に行けば「遅いよ」と言われ、声かけを忘れれば電話で叱られ、犬はウンコを食べるーっ⁈

でもこの日の”面倒”は、そういうのとは別物なんですよ。

夜勤を始めて以来、いちばんの”大当たり”の日といっていいんじゃないでしょうか。

出勤前のお約束〜おじさんも日焼けはダメ〜

本日の夜勤は16:00〜翌10:00までの勤務。

勤務先は自宅から1番遠いホームで、ここだけはバイクで通勤しています。その他のホームは比較的近いので自転車にしています。

今日も外はクソ暑いんですよ。

また出勤時は、1日の中で1番暑い時間帯かもしれません。

最近は年齢も重ねて陽射しにすっかり弱くなってきました、というかそれとも陽射し自体が強くなってきたのかもしれません。

この歳になって、今さらながら日焼け止めクリームをしっかり塗り、UVカットで体感が10℃下がるというワークマンの夏用ジャンパーを装着!

日焼け対策に余念がない50代のおじさんとは私のこと。

日焼け止めを塗ってスクーターで出勤する私

1番暑い時間帯と書きましたが、交通量もこれまた多い時間帯なんですよ。

やれやれホーム到着。

今日の勤務先は事務所も兼ねているから、スタッフ部屋は書類やなんやらでごみごみしています。整理整頓をお願いしたいところですが、まぁみなさん忙しそう。

まずは夕食の配達〜遅れず、慌てず、声かけず‥〜

出勤して早々、別ホームへ夕食の配達に行かねばなりません。

のんびりホームで長々と申し送りなんかした日には、配達が遅れて「(夕食が)来るの遅いって」と愚痴られたりするんですよね。

少しくらい待ってくれよ〜‥って思いますけど、お腹空いてるんだから仕方ないのね。

時々、夕食のお楽しみとしてケンタッキーだったりピザだったりする日もあります。

その時は店に寄って品物を受け取ってからの配達となり、混んでいる時間帯だけにさらに時間がかかり慌てること慌てること。

それでも入居者の皆さん、すっごい喜んでペロリと食べてしまう。こんな様子をみると、まぁたまにだから仕方ないか、とも思うわけです。

配達先の別ホームはキレイな三階建てのワンルームマンション。住みやすそうです。

別ホームへ夕食を配達する私

希望されている方々に一部屋一部屋、弁当箱に詰めた夕食と、みそ汁の入ったスープジャーをお渡しします。そのついでに体調もお聞きするといった具合。

入居者の方も色々で、夕食は希望しないものの体調確認に一声ほしいという方もいるんですよ。‥いいけど。

ただし、配達をしないのでよく声かけを忘れるんですよねー。

後で本人から電話があり、「約束と違う、もう来なくていいっ」ってな具合にお叱りを受けるという‥。

勘弁して、おじさん(私)は暑さと慣れない運転で頭が朦朧としてるんだよ、と言いたい。

ちなみに今日はお弁当の配達に遅れずに行くことができました。

良かったー。

幸先いい?

当たり日〜突然の出来事〜

帰り道すがら、今日はサポートの夜勤スタッフがいい人だったらなぁ、気の利く人だったらいいなぁ‥とか、どんな食事を作ろうかなぁ‥とか、今日はみなさんおとなしく寝てくれるのかなぁ‥とか、なんて心配しつつホームへ戻ります。

さっそく明日の朝食の用意をしつつ、リビングでケータイなんか見て過ごしている皆さんに話しかけたり、かけられたりします。

入居者の方々、昼間は作業所やデイサービスに行ったり、通院したり、訪看と話したりしています。

各ホームに1人や2人、時々精神的に不安定になる方もいるんですね。

そして今日、さっそく当たりも当たり大当たりの日となってしまう‥。

たった今、陽気に話していた入居者さん‥

普通にテーブルに座っていたのに、突然倒れ込んでしまう。

まあまあ、その状況は研修期間中に「この方は、これこれこういった行動が過去にあって〜」のような説明を受けていたし、ここ最近の記録にも「〜で倒れて、様子みて〜」と記載されていました。

なので、そこは落ち着いてその方に枕でも当ててあげて、様子を観ておこうと我ながら冷静に判断しました。

すると!

すかさず立ち上がって、テーブルの周りを歩き回りはじめました。テクテクテクテク‥

話しかけても返答はなく、聞こえているんだかいないんだか。

テクテク、テクテク、テーブル周りをぐるぐる。

しばらく歩き回って、玄関の方へ。

外に出ようとするんですね。

いやいや、外に出ること自体を止めたいわけじゃないんです。ただ、この状態で外に出たら転ぶか、車に轢かれるか。危ないので、玄関で体を張って止めるしかないんです。

相手も譲りませんよ。

しまいにはどうにもならないと外に向かって叫び出しました。慌てふためく私ーっ💦

‥参ったぁ‥ここ、住宅地のど真ん中なんですけど‥。

誰も助けてくれない〜とどろく雄叫び〜

しかも‥です。

誰も助けてくれる人がいないという‥。自分で何とかしろっ、という‥

玄関から出るのは諦めたと思ったら、今度は自室に戻って、そこから外に出ようとする。おいおい‥

こちらも外に出してはならぬと、再び止めるしかありません。

勘弁してぇ〜、力尽きるーっ!

またもや隣近所に高らかに聞こえるような雄叫びを上げるーっ‥‥‥もぉほとほと参りました。

困りました、八方塞がりとはこのこと。

誰か俺を助けてーっ、と心の声。

すると別棟の管理者がたまたま気付いてくれて、助けてくれました。心の声が意外にも届きました。

何とかどうにか、その管理者がなだめてなだめてなだめて、深呼吸をさせてさせてさせて‥‥落ち着きました。

騒動の後、別棟の管理者に労われるヘトヘトの私

のっけからヘトヘトです。参ったって。

当の本人はたった今のことですよ。

一連のことを覚えてないときたもんだ。

しかも、そんな事は無かったかのように再びあれやこれやと陽気に話す話す。

何かもう、今日の出来事を振り返るような日記みたいなのを、私に聞きながら書いてるし。

まだこっちは他に仕事あるっちゅうねん!

ほんと参った。

夜はまだ終わらない〜当たり日はしつこい〜

ようやく終わったと思いきや、この日はペットのワンちゃんも落ち着きがない。

ゴソゴソゴソゴソ。ガリガリガリガリしてる。

と思ったら、檻の中でウンコしてるんだもん、やめてくれよー。

あーあと処理しようと思ったら、ウンコ食べだす始末。まじで気持ち悪くなってきたんですけど。

深夜に犬のケージを掃除する私

勘弁してくださいって。

そんなこんなでサポートのスタッフさんがようやく合流します。

ワンちゃんの散歩を頼み、ホーム内もなんとか落ち着いたかなと‥。

明日の朝食の準備、翌日の夕食の下ごしらえをせっせとやっていきます。

8割程度やってしまい、ようやく床について仮眠💤

まどろみもつかの間、また来ましたよ。

例の落ち着きない入居者さん。眠れないんだって。

仕方ない。

フロアに移り、取り留めのない話を小一時間。

深夜、眠気をこらえて入居者の話し相手になる私

何とかしてー。

サポートのスタッフさんは2階で仮眠中‥。

ようやく落ち着かせ、再度仮眠💤

こんな大当たりの日🎯ないんですけど‥。

と独り言をつぶやきながら夜は更けるのです(とっくに夜は更けているんですけど‥)。

昨日、何もなかったの⁈

翌朝はすっきりしない頭。ボーっとしながらも別ホームとここの朝食を慌ててこしらえます。

食事の準備も何回かこなしていく内に、何となくですが自分でも手際が良くなっているのがわかります。

相変わらず入居者の方々は、食べ終わった後の感想は特になしーっ、でした(笑)。

別にいいけど‥もう慣れたし。

例の入居者さんは、昨日の夜中のことには一切触れることもなくご飯を食べ、じーっとタブレットで好きなミュージシャンを観ています。

落ち着いてくれるなら、どれだけでも観てなさいよ。

雄叫びを上げるくらいなら、夜中でもいつでも話し相手になるから来たらよろしい。落ち着きなさいよ。

そう心の中でつぶやきながら、夜勤は終わりました。

しかし、今度また倒れたらどうしようかなと考えるわけですよ。外に出ようとした時に何が何でも出さないように止めたのがまずかったのかなぁ。一緒に外に出て付いておけばよかったのかなぁ。外は猛暑なので、そっちの方が諦めてくれたのかなぁ‥。なんて今回の反省と、次回の打開策を考えつつもまとまらず帰路につきました。

今回は特に疲れたなぁ‥

コメント

タイトルとURLをコピーしました